ファーム921の制作


回路図を探す

 回路図探しのWebサーフィンしてみると、出てくる出てくる。往年の銘機の回路図など、丸々出てくることも多い。海賊版も多数あるはず(当時から有償で配付されており、会社の消滅とともにパブリックドメイン化した図面も多いのだそうだ)だから、見つけたら前後の見境無くダウンロードしておく。僕の手許にも何処からダウンロードしたのか分からなくなった図面とか結構手元にある。もし図面を捜してサーフィンするならURLのメモを残したほうがいいかもしれない。
海外のサイトばかり漁っていたのだけど僕が最終的にたどり着いたのはここ。

http://isweb41.infoseek.co.jp/art/masa921/


製作中のファーム921
 このページで基板そのものの写真と、その回路図が見られるのでざっと見て欲しい。
以下は、上記に紹介されている回路を見るためのガイドブック的様相をていする事と成る。 回路図を眺めながら読み薦めて頂ければ幸いだ。

 僕が特に感激したのはEGのシンプルさ。これを拝見しなかったら、アナログシンセはサンプリングで十分か・・と、あきらめていたかもしれない。

 この回路で作ってみようと決心するまではさまざまな回路図を検討した。
 一番大事な検討要素はシンプルさだ。本当に最後迄作れるかどうか。 僕は、アマチュア(測定器の類だって、やっと先日周波数が読めるデジタルテスターを手に入れたばかりだったりする)で、難しい定数の決定ができるわけでもなく、これがコンデンサ、これはトランジスタが、分かる程度。いや、本当は、ちょっとだけ回路図の見方ぐらいはわかる。さらに、色々な回路図を見比べて、あれの真似をここにこー貼り付けて、ぐらいのアイディアはでる。(動かせるかどうかは別)
 世界中で公開されている回路図を拝見していていろんなアイディアが浮かんでは消えするのだけど、この図面は本当にシンプルで、そのままいけそうだと思った。

要するに、どこかのサイトで見たことがあるような気がする、でも、実用に耐える必要最低限で最もシンプルな回路図が一通りきれいにまとまったページといえる。さらに、ほぼすべての回路は僕が追試し、若干のバグ出しもしてフィードバックされている。

パーツの選定 CA3080,CA3086

 次に大事な検討要素は、使われているパーツだ。どんなにシンプルな回路でも、使われているパーツが一般のアマチュアには手に入らない、または代替できるパーツも入手不可では作れない。
 この回路で特殊なものは、VCOに使われている「CA3046」、VCO、VCAに使われている「CA3080」の2点だ。

 部品集めをしていて意外だったのは、VCFに使うDualトランジスタ。一つのパッケージの中に封入されたタイプのものはどんどんディスコンになっており、手に入りにくくなってきており、さらに代替できるパーツも少なくなっているようだ。
未確認だが(2002年6月現在)アマチュアが入手できるこのタイプのトランジスタで現行品はPNP、NPNどちらも1種だけのようだ。流通在庫があるので、もう暫く色々なものが手に入るははずだが、今回は調査がたらなくて、手に入るものなら買うぞ、と無理をして昔は100円ぐらいで買ったはずの物をプレミアがついてるのか400円も取られた。実は一番高価なパーツがこれだったりする。代替出来るものを使えば150円ほどで済んだのに。

結局、キモとなりそうな、CA3080、CA3086が入手可能(2002年6月現在)なことがわかったので、これで行ってみる事にする。
最終的な目標は、憧れのミニムーグに負けないメカムーグを作る。メカゴジラみたいに簡単にはやられないやつ。少なくとも、エセムーグぐらいまでは行きたい。
まずは、国井氏のモジュールをカンコピしてみる。氏のお名前のロゴをお借りして勝手に ファーム921と勝手に名付け制作を開始した。

farm921 それぞれの回路


ホームメイドシンセのトップページに戻る
武田のホームページに戻る

本ページはアマチュアの実験レポートであり、何かを保証するようなものではありません。このページの情報の利用の結果なにか不具合があったとしても、何も保証する物でもありませんのであしからず、ご了承ください。
また、本文中で紹介させていただいているURLの筆者の方にもなんの責任もありません。

"Making of farm921" Copyright 2002, Motohiko Takeda, Crow Hill Laboratory
Motohiko Takeda Mail:takeda@aleph.co.jp