ホームメイドシンセ

 楽器って「生き物」かな、と。

ギター、一番良い音するのは弦を張り替えた直後。だけど、チューニングはめろめろになりやすい。どんなに素敵にチューニングしたスネアドラムだって、大の男が棒切れでがんがん引っ叩いてんだから、良くチューニングできてれば出来てるほどあっという間に緩む。場合によっては1曲の頭と終りで音色がちがってる。アルトサックスなんか吹いてると息で暖まって管が伸びてチューニングが下がる(僕の場合、演奏に疲れて音程が甘くなるほうがでかいけど)
 基本的に昨日と同じ音がするはずだけど、違う。今日の音がする。楽器ってそんなもんだろう。演奏する側が日によってちがうんだから、音だって日によって違う。明日は明日の音がする。

 じゃ、シンセはどうよ?サンプラーは?安定度グンバツ。ミキサーだってデジタル、いつでも、セーブしておいたミックスを呼び出して続きの作業が再開できるのは素敵。デジタルなアイテムが提供するのはいつだって素敵だった昨日の続き。
 もちろん、繰り返しによる強化と、メタモルフォーゼを信じて無いわけじゃない。楽器の練習は恐ろしく単調だ。繰り返しの連続。それは悪く無い。でも、デジタルの繰り返しとは違う。毎回、どっか、なにか、が違う繰り返し。

 たぶん、僕の毎日もそうなるべきだ。くり返してるんだけど、ちょっと違う今日。そう、僕が欲しいのは今日の音なんだ。日によって違う今日だけの音が欲しいんだ。

 で、なんでアナログシンセなんだ?(突っ込むなよ!)

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