FarmVCA


VCA


ペアトランジスタにはC5186を使ってある
 国井氏のVCAは、CA3080というこれからは手に入りにくくなるに違いない代表選手のようなOTAというタイプのチップを使ってはいるものの、大変シンプル。結構早い時期に組み立てて、VCFや、VCOの実験の最中にも接続して使っていたのだけど、実験中の基板がトラぶって、おとが出ないとき、EGでこのVCAだけがドライブされて、サーっとノイズがでてくる。 ようするに、VCA自体がノイズを発していて、出すべき音がないときにはノイズが出てくるという仕掛けだ。入力を十分にあげ、出力を必要以上に上げないような使いかたであれば、通常気にならない程度ではある。
とりあえず、Farm921で、アナログシンセを組み立てる上で定番といわれているチップCA8080は使ってみたのだからここでは違うものに挑戦してみようということで、毎度、ドイツ在住のreneさんの回路を組み立ててみた。

特に、回路図的に書き換えた部分はない。オリジナルはヨーロッパ製のトランジスタが使われているが、国産のもの、それぞれ、PNP トランジスタは、2SA1015 を、NPN トランジスタには2SC1815に置き換えた。さらに、差動部分のトランジスタは、2SC5168、2SC1583、選別した2本の2SC1815など国産のNPNが使えるようなパターンになっている。2SC33381は、ピンの配置が違うので、面倒かもしれない。


こっちは2SC1583を使ってある
見た目は単純な回路だし、実は動作の原理がちゃんとわかっているわけでもなく、特に、改造するポイントがみつけられない。といっても、VCAだから、音色の劇的な変化とかは逆にあったら使いにくい。音量を変化させられればいいのだ。
チェックポイントとしては、SN比、CVのもれ程度だろう。Dual Transistor の上(それぞれのコレクタ)の4.7kについているVRでDCのバランスを取り、出力が0Vになるようにする。
アタック、リリースそれぞれ最小にしたEGでドライブして、音の出始めと出終わりにボチっというDC漏れの音がしなければOK
。 一応、複数のDualTransistor で動作することを確認するためいくつかバリエーションを 作ってみた。実際は測定器を使ってそれぞれの性能をチェックするべきなのだろうが、そこはアマチュア、結果よければOKでいくことにする。

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"Farm VCA" Copyright 2002, 2003, Motohiko Takeda, Crow Hill Laboratory
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