Farm Panel


farm仕様パネルについて


未加工のパネル(裏向き)と、基板固定用のインナーパネル
Farmシステムの究極の目的、「メカムーグの開発」のためにさまざまな回路を試し、実際使いながらその実用性を吟味/検証するためのシステムなので試行錯誤の連続。ローコストは大事。(サラーマンのこずかいなんてタカが知れているのだ)特に、大変なのは、パネル作り。
オリジナルのアナログシンセの制作の上でもっとも難しいポイントは、ケース、ラック、パネルの類の制作に間違いない。
多くの場合、ラックは1回作るだけだが、パネルのほうは作りたいモジュールの分作らなきゃいけない。
実際やって見たら、ドリルや鋸などの工具も慣れないので思った通りいかない。切ればうねるし、穴をあければ違うところに空いている。すっかりイヤになってしまい、プロに制作を依頼しようと図面を書く勉強を始めた。書きなおした図面で試作を何度か繰り返えすうちに、まだ満足とはいえないまでも、そこそこのパネルができてしまった。結局、道具は慣れの様だ。

アルミパネルを曲げてインナーパネルをVRの軸で止める
 当初、パネルの量産を企画してたころの名残で、すべてのモジュールに共通で使えるパネルとしてデザインした。MiniFarm、フルファームどちらでも使える規格とする。
ちょっとした工作のときに流用できる標準パネルとしてまるで、半導体をストックして置くように、パネルもストックしておくことができる。
一方、基本モジュール以外は、パネルが回路の内容が制限してしまう可能性もある。ただ、 このパネルには小型のモジュラーシンセを組める内容があることを考えれば必要充分と思われる。不要な穴には共通のふたをかぶせて使う。


配線されたファームモジュール
 さらに、Farm仕様では、1枚のパネルに、名刺サイズの基板を最大2枚搭載することができる。違う機能をもった基板を相乗りさせ、複合モジュールを組みことも可能だし、同じ動作をするモジュールを2種のせて、その動作を比較することもできる。
パネルにマウントされる基板はすべてコネクタで接続され、パネルと基板は比較的簡単にばらして組換えが可能としておく。同一機能の基板が乗っている場合には、コネクタを差し替えれることで、パネルを切り替えて使うことができる。 1台のパネルで、2枚の基板の実験が出来るという、モジュール内モジュール形式を採用した。

テストとはいえ、せっかく作った基板がジャンクボックスの奥深くに沈んでしまうことなく、いつでも現役に復帰できるし、たとえ、動かなくても、マウントしておいて、いつか、ひらめいた時にぱっと直せたりするかもしれない。
良い音がしたほう(少なくとも思った様に動いたほう)をパネルから操作できるようにセットしておく。



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"Farm Panel" Copyright 2003, Motohiko Takeda, Crow Hill Laboratory
Motohiko Takeda Mail:takeda@aleph.co.jp