こだわりのタイポグラフィ2


22'

柔らかな布地に、アップリケをした感じをだしてみました。同じ様なプロセスで、 革を型押ししたようなバリエーションも作れます。



2-1 シルクのブラウスの写真の一部を使ったバックグラウンドを用意しました。別に何でもいいんですが、ここ では、柔らかなイメージを狙ったので、ソースも柔らかなイメージを選んで見ました。もちろん、ちょっと した塩加減で2’のように、強めのイメージにすることもできます。
2-2 2-1の画像にアルファーチャンネルを作り、真っ白にします。ここに黒で文字をいれます。なにしろ、 この文字が基本です。書体とか悩むといいかもしれません。この手の柔らかなイメージにゴシックは似合わ ないかもしれませんね、やって見てから失敗したと思ってます。やっぱりきれいな流れるような筆記体の書 体を選ぶべきでした。
2-3 以降、アルファーチャンネルを作ってマスクを作っていきます。まず、2-2の画像を新しいアルファーチャン ネルにコピーし、「フィルター>その他>スクロール」を使って上にずらします。ここでは5ピクセ ルずらしてます。これに、「フィルター>ぼかし>ガウス」をかけて、ぼやっとした感じにします。
2-4 2-3は上にずらしましたが、この画像は、オリジナルの画像より下にずれたものを作り同様にぼかした ものを作ります。手順はどんなものでもいいのですが、一番簡単なのは、画面全部を選択し、下向きと右向 きのカーソルキーをさっきずらしたピクセル数の2倍それぞれ押します。
2-5 2-3(上向きにずらしたもの)をコピーして、2-2(オリジナルの文字)で選択してから、「イメージ> 階調補正>階調の反転」を選びます。これが、陰になります。
2-6 2-4(下向きにずらしたもの)をコピーして、2-2(オリジナルの文字)で選択してから、「イメージ> 階調補正>階調の反転」を選びます。これが、ハイライト(文字の光が当たって明るくなっているところ) になります。
2-7 これまで作ってきたマスクでバックグラウンドに色をつけていきます。まず、2-2で選択します。マスク は白いところが選択され、黒いところは選択されません。「選択範囲>選択範囲の反転」を選んで文 字の部分を選び、「イメージ>色調補正>バリエーション」を使って色をつけます。
2-8 仕上げです。色を変えた画像に、2-5で選択し、「イメージ>色調補正>コントラスト・明るさ」 を使って暗くし、2-6で選択し、明るさを上げます。バリエーションとして、2-5、2-6それぞれ逆さに操作す れば、皮などに型押ししたような効果も得られます。

ミソとしては、明るいところと、暗いところを別々のマスクとして作り、明るい部分はより明るく、暗い部分 はより暗くすることで、オリジナルの素材に色をつけることなく、(ここではわかりやすいように色をつけま したが)光と陰だけで文字を浮き出させるような効果が狙えるところです。


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"Fuss over typography" Copyright 1995, Motohiko Takeda, Aleph Systems
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