こだわりのタイポグラフィ1


画像に文字を乗せる場合、場所合わせなど厳しいところは試しながら勧めたい作業です。 こうした場合、直接文字を画像に乗せずに、アルファーチャンネル(選択領域/マスク)に、 選択領域として文字を書いていきます。どこにどんな文字をのせるのか完全に決まった段階で このマスクをつかって、元の画像を加工していきます。
この方法だと、ただ、文字を乗せるだけでなく、その文字の影を付けたり、文字の色を微妙に 変えたりといった処理も可能になります。
、一番基本的なワザに挑戦です。文字を画像にのせ、画像に、その文字の影を落としてみます。



1-1 バックグランドは何でもOKです。早速、アルファーチャンネル を作り、黒地に真っ白の文字をいれます。どんな形の文字でも結構ですが、タイトルに使うような 太くはっきりしたゴシックがきれいかもしれません。
1-2 1-1で書いた文字をコピーして新しいアルファチャンネルを作ります。このアルファチャンネルを 「フィルター>ぼかし>ガウス」でぼかします。 ぼかす量は影の光源をなにに想定するかでかわります。太陽の光(平行光)なら、バックグラン ドから離れているものでもそんなにぼけませんが、裸電球のような点光源れば離れるほど、ぼけま す。 ぼかした文字を「フィルター>その他>スクロール」で全体的にずらします。ずらす方向 ですが、光源の向きを想定して設定します。画面の右下からだったら左上方向にずらします。 ここでは、画面の右上端から光が合ってることを想定して、下に4ドット、右に4ドットずらしま した。 色々なパターンを試して見てください。
1-3 元の画像が編集できるようにして、ぼけた文字で範囲選択します。次に「イメージ>色調補正> 明るさコントラスト」を使って明るさを落とし影を付けます。1回で足りない場合は、もう一 度同じ処理をかけます。これで影だけができました。この影のついた画像から、1-1で作った文字の 形で選択しこの範囲だけを「編集>塗りつぶし」を使って色をつけます。
1-4 1-3では、先に影を落とし、上から文字ベタ塗りでのせましたが、素材を生かした文字の着色をした い場合には、文字の下になる影が無い状態を作らなければなりません。
先に、1-2(影のマスク)をコピーして新しいチャンネルを作ります。次に、1-1(文字)を選択範囲 として指定し、これを黒で塗り潰して(「編集>塗りつぶし」)、影だけの部分のマスクを作ります。
1-5 1-1を選択範囲として選び、文字の形の色を付けます。ここでは、「イメージ>色調補正>コントラ スト明るさ」で明るさを変えています。「イメージ>色調補正>バリエーション」で適当な 色を付けるのもお勧めです。最後に1-4の影の部分を選択範囲として選び、同様に明るさを落として、 影を付けます。暗さが足りない場合は、もう一度同じ処理をかけてもいいですが、影のずらす量を変え たり(たくさんずらして、影の見える範囲を増やす)ぼかす量を少なくし、影がはっきり出るようにす るのも手です。

1-4で文字の外側の影を抽出しましたが、文字の内側に影を落とすようにすることでちょっと変わった バリエーションがつくれます。
まず、1-2をコピーして、「イメージ>階調補正>階調の反転」を使って白黒を反転したも のをつくります。これを、1-1で選択して「選択範囲>選択範囲を反転」してから黒で塗りつぶ したます。こうして作った文字の内側に落とす影のマスクでコントラストをおとしてやると、文字の形 に溝を彫ったようにもみえます。


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