真空管プロジェクト(改)
調査の進展

2ステップで実験を進める予定だったのに、気が付いてみれば2つのプランが同時進行しはじめている。アンプは2台欲しい、という方針に変更はないので、まあいいか状態。
知り合いからもう、使わないから、と追加の真空管を頂いた。12AU7、X7お大尽状態。いろいろ調査してみると、一番高価なパーツは、トランス類であることも分かってきた。現在手持ちの真空管にあわせて、トランス類を買うとなると、真空管が一番安いパーツになってしまう。(ビンテージモノとか、高出力のモノとかだと別かも)
1台はヘッドホンで鳴らす前提。手元になぜかざくざくある12AU7を眺めているうちに、「ペルケ」さんの掲示板で、ナイジェルさんにこんなアンプをご紹介いただいた。

http://www.tokyosound.co.jp/sound/index.htmlのVALVE−X(真空管式ヘッドホンアンプ)

目から鱗、でかい真空管でなくても出力トランスをつけてスピーカードライブしても良いんだ。これだ。1台目はこれで行こう。

2台目は見た目のかっこいいGT管を使いたい。
6L6GCの調査を進めるうち、 かずさんの富嶽に遭遇した。第2次世界大戦末期、日本軍によって企画されていた幻の戦略爆撃機にちなんでの命名、物々しい。
詳細を読めば、こりゃ初心者には荷が重いということが徐々に分かってくる。GT管は、ガタイがでかいだけあって、ギターアンプや、PAなど高出力が目的の管で、家庭用のハイファイな音を狙ったものではないらしい。特に、6L6のようのなビーム管で、ハイファイな音をだすのは、至難の業らしく、富嶽なみにはまり込まなければ、納得の音はだせないものらしい。このほか、6V6も検討するが、作例があまりないようだ。この管は、当初予定していた6BQ5より、ちょっと強力ぐらいの感じ。つまり、6BQ5もヘッドホンアンプとして使うには出力でかすぎということも分かった。さらに、6BQ5に見合った電源/アウトプットトランス、を手に入れるのなら、同じもので、6V6のシングルも組み立てられそうだ。6BQ5はデザートとしてキープし、ほかの管を検討するプランがここに来て浮上。

真空管の入手

手持ちの管を生かすことを放棄して、各種トランスも、真空管を新たに入手することにすると、いろいろ夢が膨らむ。いや、何事もプランのときが一番楽しいのだ。新婚ほやほやより、婚約中のほうが楽しい。
手持ちの6BQ5用に新たに手に入れるトランス類で十分鳴らせる6V6GTというGT管をちょっとだけ検討してみる。
見た目はGT巻だけど、モノによっては中身が見えないような構造らしい。ガラスの中に精巧な目かが見えるタマが手に入るのなら、これはこれでOKかなとも思う。有名なギターアンプに沢山使われているようで、値段はピンきりのよう。ギター系のサイトでは、各種ブランド物がそろっており値段も立派、一方オーディオっぽいところでは叩き売りっぽい状態。唯一の参考書として手に入れた、実用真空管ハンドブック(復刻版)の紹介文も、そっけない。なんか、やる気をそがれる。
とりあえず、秋葉に繰り出して、6V6GTという管、手にとって見てみよう。ビビビっと来るものがあれば、それは、それで、あれだし。 一方ペルケさんのページのコンテンツでThe Single Amp. Projectで紹介されている6EM7。写真がいいんだよな、ペルケさん、写真うまい。被写体にほれるってのが、綺麗な写真をとる秘訣なんだろうなあ、とか関係無いこと考えちゃうけど、素敵。しかも3極管。いいじゃないか、ストレートだ。直球はいいよ。あ、傍熱管だね。なんか、壊れてるかもと思いつつ、最後までやり遂げるパワーって、貰ってきてなんとなく手元にあるから、じゃだめだね。ほれなきゃ。

実験プラン再考

大きく分けて、2ステップとする。

  • 1ステップ目では、12AU7を使ったプッシュプルヘッドホンアンプを製作する。
  • 2ステップ目では、GT管、6EM7を使ったシングルのヘッドホンアンプを制作する。
    どちらも、スピーカーではなく、ヘッドホンで鳴らす前提なので出力は1W程度。ステップ2ではヤマハのNS-10も鳴らす可能性を残しておく。


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    2003/11/14