tube guitar Amp2


真空管を使ったコンプと2ショット
去年(2004)の冬に終えられなかったテーマ、「5極管の理解」のために、とりあえずWebで見つけた回路図でギターアンプChampを組み立ててみた。
机上の論理だけでは面白くないので、実際に組み立ててみて、そこから得られるデータを解析して、5極管の動作を理解しようというたくらみ。解析が楽しいほか、ギターアンプとしても結構良い音して使える。楽しいの2乗。
音量と共に音色が変わるところが凄い。手元のボリュームや、微妙なピッキングのニュアンスで、音量はもちろん、音色がどんどん変化する。レインボーサウンド。問題は、自分の好みの音色をだすには、全体として、音がでかくなりすぎる点。
既成の(一般に良い音がすると言われている)アンプの解析結果を元に、このキャラクタを生かしつつ、目一杯にしても大してでかい音の出ないギターアンプを企画した。机の上のフルパワーでオオ威張り、おやまの大将、名づけて、マウンテンチャンプ!

出力を下げるのには、アッテネーターを使う手(「ダミーロードドライブ」の項参照のこと)と、アンプ全体の電源圧を落す手が考えられる。
ここではオリジナルが280Vオーバーのスクリーングリッド電圧で動くアンプを170V程度に落して回路はそのまま、各種定数を再設計した。


レコーディング風景
使う真空管も、初段はそのまま、終段の6V6GTは、(定格内では)同じ性能という謳い文句のMT管、6AQ5に変更。整流管の5Y4GTは省略して、ダイオードの整流としてみた。
回路は、NFBの量も含めて、基本的には、フェンダーのチャンプ5F1そのまま。電源回りが変更になり、終段のタマを、6V6GTから、6AQ5に変更し、出力を大幅に削るべく定数の変更をしただけ。真空管と、ソケット、トランス類以外は全て千石通商で手に入る部品だけで組み立ててみた。
基本的には動作確認のためだけのバラックだったのだけど、数字だけとって、そのままばらしてしまうのが惜しくなってしまい、普通に使ってショートしたりの危険が少なくなるように、パネルなどを追加してみた。

回路図
 回路図にミスを発見、修正しました。(2005/12/12)
ロードライン
スクリーングリッドの電流の計算上手く行かない。実際は、3mA流れている。
組立て中
動作確認のためだけのつもりで適当に組み立ててる所。この板の上に全部乗せてしまう事を思い付いたので、電源関係のパネルは全部作り直しになった。
パネル
思い掛けなく納得な音がでたので、なんかパネルをでっち上げてる。プリントごっこの布用のマスターで、アクリル絵の具を練って粘度を上げた物をスキージングしてる。アクリルガッシュではめづまりしてしまい上手く行かなかった。慣れるまでは、時間が掛かった。
背中
基本的にはバラック。ちょっとカッコ付けただけ。整流管をつける実験の準備だけしてある。現行はダイオード整流。
トランス回り
4mmのカラーで立ち上げ板の裏からネジ止め。スピーカー端子代わりのRCAジャックから、NFBのケーブルがのびてる。
レコーディング
デモ曲の音源はこちら。ジミヘン風に、ドカドカうるさい感じでロケンローバンドのイメージ。 アンプ小さいので、スピーカーが巨大に見えるけど、実際は160mm。

フル真空管バージョン

整流管を使った真空管アンプと、ダイオード整流したアンプでは音が違う途の事で、その違いを試すべく、整流回路を変更した版にしてみた。

当初、整流はダイオードでやっていたが、6X4というMT管の整流管を使う予定で、7ピンのソケットも乗せておいた。一通り、ダイオードの音を堪能したので、整流管を乗せてみた。以前と全く同じ動きになるよう、トランスを春日無線の KmB90Fから、H9-0901へ変更した。サイズは全く同じ、ヒーターの容量も同じ。B電源だけが、0、185、195Vの単線が、230Vのセンタータップ付きになっている。整流以後の回路には手を入れれてない。
回路図


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このページの内容は僕の勉強ノートで、多くの方にご教授いただけるように用意したものです。最終的には間違いの少ないものになる予定ですが、あくまで予定です。内容には意図しない嘘、勘違いが多数含まれているものと承知ください。また、僕の勘違いを正していただける方は、メールにてお知らせいただければ幸いです。