PICの開発環境を手に入れよう
秋月電子のPICプログラマーキットを使いこなす

ソフト編

テスト回路
PICははずされて別のソフトを書き込み、別の基板に乗っている。
これは、マニュアルに出ていた、ソフトが書けたか確認するための簡単なハードを組み立てたもの。セラロックに、 8PのICソケットをむしって作ったインラインの3Pソケットを使ってある。
マニュアルによれば、PICは完全スタティック動作をする、と書いてあったので「本当だな、走ってるときに、水晶抜いて発振とめて、また 差したら動くんだな?!」という実験をするため。本当は、後で他に使おうと思ったのでハンダづけしたくなかったから。
動機はともかく、本当にむしったり、つけたりすると、動作がそこでとまり、また再開しているようだ。すげー、ファンタスティック!いや、スタティック!。

最初のページの前半で紹介した、本家のページのアプリケーションノーツは、必見だ。PICのさまざまな、 使い方の実例と、そのサンプルソースが満載。例えば、時計の作り方だけでも4種類ぐらいは出ている。それぞれ、ハード構成や、機能 にバリエーションがあって、それらを見比べるのは大変参考になる。

ワンピースタイプ
現在精意開発中の写真の暗室用タイマー。
 とりあえず、Z80とか、X86などで、アセンブラと言う言語の基礎の理解ができていたら、あとは、アプリケーションノーツ同様、 本家からダウンロードできるPICのデータシートを手に入れ、CPUのアーキテクチャを理解し、これについているアセンブラのニーモニック表を片手に、 先ほどのサンプルソースをごりごり読みまくることをおすすめする。
書きながら思うけど、アセンブラの基礎を理解するには、PICは最適かも知れない。命令数少なくてシンプルで、自分でハンダづけしてハードも 組み立てられる。アセンブラへの理解は、ハードに対する理解ともいえる。

昔、門前の小僧はお経を覚えたそうだが、プログラミングの道に王道はなく、ひたすら人の書いたソフトを読むことが一番いい勉強になる、 なんてな古いこと言ってるから、こんなPICに惹かれちゃうんだろうな。

 現在、知り合いと一緒に開発中の、写真用の現像機器を動かすタイマー付きのシーケンサを開発している。
これは、モーターで回転するタンクにフィルムをいれて現像するメカを制御するもので、あらかじめセットした時間でブザーをならしたり、タンクを反転させるタイミングを 2つのリレーを動かすことで制御している。将来的には、ACモーターでなく、ステッピングモーターを直接まわして制御できたらと思っている。

 たとえば、アプリケーション全体を考えたとき、タイマーのソフトの中に、モーターをまわすソフトを組み込まないで、まるでこのサブルーチンを書くように、 モーターをまわすだけのハードを追加してしまうなんてなことが考えられる。すでにデバッグ済みのタイマー側のソフトはリレーを動かすタイミングで、別の信号を出すだけ になる。複数の専用ハードが連係して動くメカなんて、パソコンで動くソフトしか考えて無かった頭には意外にショッキングじゃないだろうか。あ?わしだけか?!
自分で必要なハードを組み立て、それを動かすためのソフトを書く。ハードを簡略化した分、ソフトで 工夫したり、ソフトの手を抜くためにハードを丁寧に作るといった工夫ができる。
「PICプログラマーキット(日本語対応)秋月オリジナル」の組み立てとケースへの実装を紹介しつつ、PICの魅力を紹介になればと思う。


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Get the PIC develop environment" Copyright 1998, Motohiko Takeda, Aleph Systems
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