PICの開発環境を手に入れよう
秋月電子のPICプログラマーキットをMACで使う

ソケット ハンダごてと死に別れたショックからは比較的簡単に立ち直り、さっそく新しいハンダごてを手に入れた。前々から 気になっていた、セラミックヒータータイプのものだ。なんと、こいつは今まで使っていたニクロム線のハンダごてより 熱効率が倍弱ぐらい良くて、18Wの癖に30Wなみの仕事をするという。

さて、キットのプリント基板の製作は特に難しいところはない。あえてあげれば、積層セラミック コンデンサの足はペンチなどでまげ直して、穴に入りやすくした方が綺麗かもしれない。また、抵抗の向きはそろえて、後から右からみたり 左から見たりしないですむようにしたり、コンデンサは、容量が書いてある文字が、一方方向から全部見える向きにつける。これは、好みの問題 ではなく、デバッグのしやすさを考えての事で、できる限り整然と綺麗に部品をのせたほうがいい。世界に1台だけの手作りの一品だから、 なんてなこと言ったら笑われるから一生懸命理由を考えちゃった。
マニュアルに紹介されているとおり、レギュレーターを基板の裏側につけ、28pのソケットをいくつか重ね、10mm程度の高さに持ち上げれば、 ケースの外に、PICをのせるソケットを出すことができる。僕は、このソケットに、ラッピング用の足の長いソケットを使った。好きな高さに ハンダづけできるのが狙い。
最近はラッピング用のソケットってみなくなっちゃった。もともとは、デジタル回路を試しに組んでみるときに使うわざで、線をぐりぐりっと からげるだけで配線していくのに使うソケット。なんだか、定価で買いたくない気がして、ジャンク屋をさがし歩いてやっと見つけた んだけど、ふつうの店では投げ売りしてて余り値段かわらなかったりして。
ケースの裏から基板を当てて、基板の穴から細い針などを通して、基板の場所や、パーツがケースから顔を出すところをマークする。ヘボ大工よろしく原物合わせ。 プラスティックの大きな穴あけは、ヤスリですこしずつやるより、大きなカッターでごりごり削ったほうが速いしきれい。
プラスティックのケースは加工はらくだけど、傷付きやすい(アルミケースでも同じだけど)。焦らず、のんびりじっくりやる のが正解。だけど、たいがいはミスる。そんなもんだ。

Steping moter driver
秋月電子の先にある鈴商で手に入れたヒートシンクは100円。
秋月で手に入れたスイッチングトランジスタアレイを固定する
のに、ジュースの缶を加工して作ったブリキ板で細工してある。
シリアルで信号を受けてモーターをまわす予定。
キットに付属のフロッピーには、このハードを使って、PICにプログラムを書き込むライターソフト「picw.exe」 と、アセンブラ「pa.exe」、PIC16F84専用エミュレーター「ps.exe」の3本がそれぞれPC98用と、IBM PC用の2種類ずつ入っている。 このほか、アセンブラ用のヘッダーファイルや、マニュアル、サンプルのソースなどが入っている。
エミュレーターは、アセンブルが終わったデータをPICに送るかわりにこのソフトに読み込ませ、実際にどんな動きをするのかトレースするソフトだ。 ソフトウエア的に、PICをそのままエミュレートし、いま、何やってるのか、現在実行中のコードとかレジスタの中身とかみられるだけでなく、レジスタ の内容を書き換えたりすることもできる。ほとんどのデバッグはこのソフトだけで、実際にPICに書き込まなくてもできる。

僕のパソコンはMacなので、流行りのPCエミュレーターでPC 版のソフトはしらせる。PCエミュレーターのソフトには、Insignia社のREAL PCを使う。 Windows95はついていないが、付属のソフトを使うだけなら十分だ。REAL PCでは、Macと、PCとがファイルを共有できるディレクトリを 設定することができる。アタカも2種類の機械をLANで接続して共有ディレクトリを設けたのと同じような感覚。こっちでソース編集、あっちで アセンブル、みたいなことができる。ソースの編集に使い馴れているMACのテキストエディタを使えるのはポイント高い。多分、PCを別途手にいれて LANで接続する場合には、こんなに簡単に(特に追加のソフトを入れることなく)はいかないだろう。結構感激した。もちろん、PCが手許にあれば、 LANで接続しなくても開発には支障はないし、秋月電子の人もおっしゃっていたが、このソフトとハードをMACで使うやつがいるとは思って無かったと 言われるまでもなく、PCで使うのが本筋だ。

MAC シリアルコネクタPinPCB
MAC シリアルコネクタ
ケーブルを正面から見た図
1GND
2 - 
3 - 
4TX
5GND
6RX
7RTX
8CTS
この表は、Macでこのキットを使うとき、コネクタにMacのミニDIN9ピンを使う場合の配線。 非Mac側のケーブルのコネクタを正面から見て、図のようにピンの番号をふった。(正式な名称とは違うかも知れないが、あくまでこのピン番号は、この 表を見るためのものと考える)PCBの文字は、キットのプリント基板のシルク印刷のもの。間違わないように配線する
お勧めはDサブ25ピンのコネクタを、キット付属のマニュアルとおり組み立てること。Macとの接続は、モデムなどに付属しているDサブ25ピンのモデムケーブルがそのまま使える。 今使っているモデムとの切り替えのときにも、DOS/V用に作られている安い切り替えスイッチが使える。僕は、モデムとじゃ無くて、 QuickTake150(アップルのデジカメ)と切り替えるからミニDIN9ピンのほうが使いやすいのだ。自分の事情に合わせて自由に組み換えるのが キットのだいご味だ!なんちって
MacのミニDIN9ピンのケーブル、正しくはペリフェラルケーブルというのだけど、これ、クロス配線が基本。できあがってから、コネクタにケーブルを差し、反対側のピンと、基板とで導通チェックして 確認しようとすると、クロスしてるので、間違ったんじゃねーか?ってなことになるけど、この向きに見て2ピンと5ピンを結ぶ線を境に逆になっていればOK。


秋月電子のPICプログラマーキットを使いこなすに続く
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