Title

調色をやってみる
About Tonning


ボトルが変形しているのはなぜだ?!
 調色すると、銀がより安定した物質に置き換わり、より安定した画像を長期にわたって保存することが可能になるのだそうだけど、 保存性より、見た目の変化が欲しい、という理由で調色したっていいじゃないか。というわけで、調色をやってみた。
今回は、雑誌などでも良く紹介されてるし、なにやら、ちょっと高級なクスリという感じのするコダックのrapid selenium tonnerと、 昔懐かしい、駄菓子屋さんでも買えそうなパッケージのハンザのSepia Toneを買ってきた。コダックのものは、薄めて使うので、ボトル1本手にいれると、一生使えそうなぐらいたくさん だけど1700円ぐらい。Sepia Toneは約1回の処理薬分600ml分しかないが130円と手ごろ。(どちらも量販店の店頭価格)
漂白液に漬けたところ
 現像液や、定着液と違ってこのクスリはヤバイ。牛乳や醤油、現像液、定着液もヤバイけど水で薄めれば何とかなる。これは、ヤバイ。 近所の写真ラボなどに相談して、しかるべき方法で処理するのが望ましい。
 印画紙の種類が違うと、それぞれの調色薬の効果は劇的に違う。ためして見るしかない。いろいろためして見るための元となるプリントをつくるのだけど、納得プリントのほかに、ちょっと明るめ、暗め、いくつかバリエーションを 作っておいたほうがいい。
 ムラにならないように、一度乾燥したプリントは、水に戻して(コウヤ豆腐みたいだな)フニャフニャにしてから始める。
色がなくなってきている
 黄色い薬液がなんだか毒々しいが、本当に毒らしいので要注意だ。このあと、再現像液に漬けて色をつけるが、 見る間に、色がつく。
 rapid selenium tonnerは、6倍から20倍に薄めて浸して、気に入ったところでとりだし水で洗うだけでok。60分から、 90分ということだけど、ちゃんと洗わないと、変色したりするようだ。
 SepiaToneは、2液式といって、パッケージも2種類の薬が入っている。漂白液で一度色を落とし、再現像液に漬けて黒でなくセピアの色を出す方式だ。
どちらの処理も、明るいところでできる。明るいのに、まるで現像と同じ様な処理ができるのがちょっと面白い。

続く

ClowHillLab.のページに戻る

調色をやってみる  TonningCrow Hill Laboratory
Copyright 1996, Motohiko Takeda, Aleph Systems
Motohiko Takeda Mail:takeda@aleph.co.jp