自家製引き伸ばし機改での引き伸ばし
四角く撮った写真がちゃんと四角くなった。ちょっと大きめにして、不要なところをトリミングしたりもできる。ここまでやれるとは
思わなかった。ギャラリーのサンプルもぜひチェックしてほしい。
自転車おきばにしゃがむぼくの空、途中からちょっとグレーになっているのは、引き伸ばし機の蓋から漏れた光でかぶったのだ。
左右の光、まあまあ足りているようだが、画面のしたのほうが若干足りない。これは、例の窓をフィルムの駒の縦横比に合わせて大きくしたからだと思う。
縦も横も同じサイズで大きめに窓をあけてしまえば、上下も大丈夫になると思う。
前の版では保留としていたピントを正々堂々と問題にしてもよさそうだ。
LPLのピントルーペを買ってきて合わせたつもりなのだが、ド近眼は使えない物なのか(ぼくの目では、眼鏡をしないと、視度調節で合わせられない)
ピントルーペの使い方が間違っているのか、撮影用のレンズと引き伸ばし用のレンズの設計の違いなのか、ピントルーペではピントがちゃんと合わせられない。
作例は、すべて目視で合わせた。
現像処理は、2秒、4秒、6秒、8秒..と段階露光して90秒現像液に浸けたら真っ黒ではないが、結構黒い。慌てず騒がずNDフィルターに登場願って、
4秒露光して、90秒の現像タイム。なるほど、しっかり現像液に浸けておくと黒がちがう。きれいな黒とはこいつのことか。

NDフィルターを使って、2秒、4秒、6秒、8秒と露光した試し焼き。前のバージョンよりかなり暗くなってピントも合わせにくくなった。
前回オオハマりコイタ竹のピンセットも改造して、ナイスな使い心地。
問題点
とりあえず、基礎実験、それを受けて、特に光のムラ関連の構造的なデータはそろったといえる。最終的に自家製引き伸ばし機が
完成した暁には、どの程度の画質がだせるのかも検討がついた。結構良い線行ってると思う。実験を続けていく価値はあるとおもう。
なんにせよ、引き伸ばし機の購入に先だって、構造を理解するという当初の目的はクリアできたと思う。
また、大きな収穫は、一連の実験を通してカミさんの態度も軟化を示し、引き伸ばし機の購入許可も得られそうな感触を掴んだことだ。
さて、1号機改の実験で出てきた問題点は、最初にクリアしたはずのピントの問題に戻ったといえる。紙で作ったことで、ボディー全体が、
くしゃみしただけでフルフル揺れてしまうことから、ブレの問題も考えられる。印画紙をブンチンで抑えるという固定方法にも、問題があるかもしれない。
なんにせよイーゼルマスクは手に入れたい。
今後の実験計画
ブレや、ピントの問題がクリアできても、最終的にはレンズの問題は避けて通れないと思う。EFレンズが電気仕掛け以外では絞りの
操作ができないので露光時間を長くできないことから覆い焼きなどのテクニックを駆使した作品作りまでは行けなさそうだ。
よしんば、ピントの合わせやすさなども考慮して減光フィルターを使える構造を追加するとしても、キャビネ版のサイズでは、画像が小さすぎて、小さなウチワを使って、狙った
光をカットとかできそうにない。
むしろ、撮影用のレンズが使えることが面白かったわけで、EFレンズにこだわるのなら、簡易引き伸ばし機としての域を超えるのは難しそうだ。
一方、引き伸ばし用のレンズを入手して実験を続け何らかの成果を上げれば、作品作りの上で、大きな(かな)差別化のポイントを得ることにもなる。
撮影用のレンズでネガとレンズの距離を固定にしない構造を考えるのであれば、今後手に入れるであろう引き伸ばし用のレンズと、撮影用のレンズを
付け替えられるような構造をもたせたほうが面白そうだ。とすれば、ネガのキャリアの問題は残るが、ライトボックスと、ブローニのフィルムボックスを
付け替えられるような構造も考えうる。こりゃすでにカメラだわ。大判のカメラを使って、引き伸ばしをしようという方もいらしたが、ぼくは逆。引き伸ばし機
を使って写真をとっちゃう。前からやって見たかったピンホールからスタートするのがいいかもしれない。
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"Home Made Enlarger" About Black & White Negative film EnlargmentsCrow Hill Laboratory
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