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1号機の改造


 昔、小学生のころ学研の科学と学習という学校の直販でしか買えない雑誌があった。この付録が本当に楽しみだった。 トランジスタを使ったラジオもあったし、とにかく、好奇心をくすぐる付録の数々。内緒だけど、当時ぼくはエジソンになりたかった。発明王だ。 王になれないことに気がついたのはずいぶん昔のことだけど、最近はマッドサイエンティストになりたいと思う。 科学者になるの無理だろうけど、マッドサイエンティストになら、なれるかもしれない。
 この付録にプラスティックでできたカメラがついてきた号があった。印画紙に撮影して、それを密着プリントするというもの。 白状しよう、ぼくはあの付録では、撮影できなかった。当時はラジオ少年だったから、その手のものは得意だったつもりだったのに、今でも思い出すあの挫折感!! 真っ黒ならともかく、真っ白だった。なんで何にも写らないのか全然理解できなかった。すんげーショック。あの失敗があったから、いまこうしてリターンマッチに励んでいるのかもしれない。

改造のポイント

 ニフティーのFPHOTOS MES4に参加されてるメンバーの方から、さまざまな助言をいただいて、コンデンサーレンズを使わないかわりに 乳白色のアクリル板や、すりガラスを使って、光を拡散させるとどうなるのかをチェックしてみる。レンズを入れないですむのなら、調整も なくていい。

1号機の改造計画は以下のとおり。

  1. ネガの保護に付けた中板に開けた穴を大きくして光がたくさん通るようにする。
  2. 乳白色のアクリル板をいれて、光が集中しないようにする
  3. アクリル板の熱保護のためにガラス板をいれる。
  4. コンデンサレンズを考える。
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50mm壊れたらどーしよ。
 箱に、レンズをくっつけるに当たっては、最終的な完成版もガムテープで張り付けておくわけにはいかないだろうとは 思っている。何とかしてキヤノンのレンズのマウントを作らなければならない。結局、良く見る手だけど、 レンズの裏蓋を手にいれて(新宿ヨドバシカメラで¥220)くりぬいて穴を開けた。黒いドーナッツがそれ。
カッターで溝をホジホジやったのだけど、すげえたいへんだった。2回目はやりたくないので、この箱に糊付けするのはやめた。 最終的には、板にボンドかなにかで張り付けてレンズのマウントになる予定。ここでは箱にガムテープで 張り付け安いように、これにレンズをはめてから、箱に開けた穴にいれて上からガムテープで止めるようにした。
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緑のやつがガラス切り。切るというより、
筋をいれてパキっと割る感じ。
 改造は、せっかくできた箱をばらすのが面倒なので、レンズを付ける穴からカッターを入れて、適当に切って広げる。乳白色のアクリル板はノコギリで切った。 これと、ネガを熱から保護するためにガラス板も切る。ガラスきりが、今回の工作で一番難しいところかもしれない。 通常ガラスを切るには、オイルを掛けてダイアモンドの歯のついたカッターで切るのだそうだが、今回これのためだけに、高価な工具は 買いたくないので歯をコロコロころがすタイプの工具を買った。(東京東急ハンズ渋谷店で900円)ビビッた割には以外に簡単に切れた。
 本来なら、乳白色のアクリル板ではなく、すりガラスを使えば、熱保護、光の拡散が一発ですむのだけど、東急ハンズではガラスの販売は 最小単位が30cm角。7cm角のガラス板を切った後、残りのガラスはなかなか、使い道がない。
いろいろ考えて、透明なガラスなら、切り口を処理すれば、べた焼のときに使えるという判断で、透明なガラスと、乳白色のアクリル板を購入した。
 実際は、切り口の処理に、ダイアモンドのやすりを手に入れなければならないのだそうだ。結局残ったガラスは捨てて、べた焼のためには、 カメラ用品店でそれ用のガラスを手に入れたほうが安くついたかもしれない。結局捨てるに捨てられない素材が家で眠ることになった。
 アクリル板のほうが、拡散の効果は高いはずとか、2枚はいることでネガに対する熱対策も安心、と思うことにする。

 ついでに、1号機改専用に電球も新調した。小さなタイプの反射板がついた40Wのものだ。ホンちゃん版のときに使えるように、ねじで固定できるソケットも手にいれてきた。
光源に、ライトボックスもためしてみたが、箱の一番後ろからでは光量がたりないきがした。ネガの直後にセットできればいけるかもしれない。


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