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フィルムの現像本番


 始めにお断りするが、このページの内容は、初心者のぼくはこんな風にやったという、あくまでパーソナルなメモ。
 このページを見た方からのメールをいただいたら随時このページに反映させていただくことにし ているし、自分で気付いたミスとかもさりげなく修正している。結果として前と違った事を書いてたりすることもあるかもしれない。
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薬は光が当たっても平気
 基本的に現像関連の薬は光が当たっても変化しない。そのうちまともなタンクを買おうと思っているが今のところジュースのペットボトルを使っている。薬は、光にさらしても問題ないが、アルカリ性の現像液は、 酸素が苦手だそうだ。ビー玉を沈めて上げ底にして、ボトルのなかの空気を追い出しておかなければいけないぐらいシビアらしい。
 先日しまっておいた現像液のボトルを見てみたら、中の空気がなくなったのかボトルが変形していた。ペットボトルの空気の遮断性が高いことがわかったが、ボトルの首に残っている空気(酸素)も確実に現像液を劣化させているに違いないこともわかった。
 一番手前の500mlのサントリーのウーロン茶のボトル、薬をしまっておくだけでなく、夏場は水を凍らせておき、現像液の中にボチャンといれて、冷やすのにも便利。
氷水で薬を冷やして準備する
薬は、タンクに入るだけ準備する。500cc入るなら、480ccぐらい。すくなくとも、リールの肩までタップリ液が つかるぐらい。ちょっと少なめにしておいて、タンクの中の空気が撹拌の助けになるようにする。実際は、いつもちょうどいい量を 用意するんだけど、タンクにいれるとき焦ってじゃばじゃばこぼしちゃうので、だいたいこれぐらいの量になっちゃってるというのが本当。
こんなことをやってると、現像ムラがでてしまうのだそうだけど、幸運にもムラになったネガは見たことがない。 本当はちゃんと焼き付けをしてないのでムラがでててもわからないだけなのだろうと思っている。液温が一定になるまでのあいだに リールにフィルムを巻きつける作業をしておく。
それぞれのカップはマジックで現像液(Develop)、
停止液(StopBus)、定着液(Fixer)マークした
 処理の時間は、それぞれ液をそそぎ込み始めたところから、液を出して次の液をそそぎ込み終わるまでとするのが一般的だけど、攪拌の激しさなど、マニュアル通りにならない部分があるので、自分の方法、タイミングを決めてそれを繰り返し、カットアンドトライでタイミングをみつける。シビアなのは現像時間で、あとはアバウトでいいようだ。
各々の時間は
現像 フィルムの銘柄、撮影時の感度設定、現像液の種類、処理の液温の組み合わせできまる
停止 フィルムの銘柄などに関係なく30秒。
定着 定着液の銘柄で決まる。一部フィルムの銘柄によっては多くやったほうがいいらしい。
シェイキッラベイイビーナウ!ツイスタンシャウ!
薬は、タンクの蓋についている、ちいさなキャップをはずして出し入れする。どの薬もタンクにいれた直後は、1分間連続シェイクする。 ぼくは5秒に7〜8回のペースで、タンクを逆さにして戻すという方法。結構リズムカル。タンクのなかで液がザブザブいってるのがわかる。
教科書には、現像液をいれたあと、トントンと机に軽くたたきつけてフィルム面に着くかもしれない気泡をとる指示があるが、ぼくはいつも忘れる。
1分の連続攪拌のあとは、25秒おいてから5秒間ガシャガシャやる30秒1セットのパターンを繰り返しながら指定時間まで処理する。シェイクしていないときは、タンクを水に浸けてタンクの中の液温が変化しないようにする。
薬の出し入れは迅速にかつ、こぼさないように
(これがむずいんだ)
定着液をいれてかき回すまで、タンクの蓋は開けちゃいけない。開けるとモクモクと煙がでてきて、おじいさんになってしまう。うそ
定着液を出すときは、もうタンクの大きな蓋をあけてしまっていい。ガバガバ水をいれて洗う。このとき、富士QWを使うと 洗う時間を短くしてもいい。おわったら、重りをつけてつるす。36枚取りで約1.6mある。下げる場所を工夫しないと床にぶっついてしまう。 日陰で風のないところだろうな、常識的には。
下げてから、フィルムの上から、すーっと1回だけこのスポンジでなでて水滴をぬぐう。ごしごしやると、乳剤に傷がつきそうだ。
スポンジで水滴を拭う
 定着液をいれてかき回すまで、タンクの蓋は開けちゃいけないのは、おじいさんになってしまうからではなく、まだ現像のプロセスが全部終わっていない途中で、光が入ってしまうと真っ黒になってしまうからだ。一般的にはカブるという。現像液をいれる前に蓋をあけてしまうと、当然ながら、致命的。
僕は現像液を入れようとして、小さい蓋でなくでかい蓋をがばっとあけてしまったことがある。こういうフィルムに限って、良いカットがあったような気がするものだ。
 僕のフィルムには、パーフォレーションの陰がきれいにすべての駒にきれいにでてしまった。ほとんど真っ黒だが、もともと写っていたはずの何かの陰も若干みえる。
 機会があったらべた焼にして見ようとは思うのだけど、失われたカットを思うと、本当に胸がいたい。
 現像液を出して、停止液をいれた後なら、短い時間なら開けてもだいじょぶかもしれない。 定着液を入れようとしてついうっかりでかい蓋をバックリ開けてしまったことがあるが、 なにやら、Tmaxのベースのオレンジいろの部分と、黒くなった部分とが見えた。 おお、きっとあそこが写ってるんだな、とか、思いながらなんで見えるんだろう、とか考えて、お、しまった、まだ定着終わってなかったと慌てて蓋をしめて処理を続け、 なんとかセーフだったことがある。

富士QW


富士QWは、定着液のクスリの成分にを分解する成分が入っている。水色で澄んだきれいな液体。 まるで、飲んでもおいしそうなサイダーの色で、思わず飲んでみたいような衝動にかられる。子どものいる家では注意した方がいい。
パッケージのマニュアル通り溶かして使う。処理時間が違うだけで印画紙にもフィルムにも使え るけど、どちらかに使ったものを別の方には使えないらしい。何度も使えるので、 未使用のボトルと、フィルム用と印画紙用に分けてしまっておく。
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