|
基本的に現像関連の薬は光が当たっても変化しない。そのうちまともなタンクを買おうと思っているが今のところジュースのペットボトルを使っている。薬は、光にさらしても問題ないが、アルカリ性の現像液は、
酸素が苦手だそうだ。ビー玉を沈めて上げ底にして、ボトルのなかの空気を追い出しておかなければいけないぐらいシビアらしい。 先日しまっておいた現像液のボトルを見てみたら、中の空気がなくなったのかボトルが変形していた。ペットボトルの空気の遮断性が高いことがわかったが、ボトルの首に残っている空気(酸素)も確実に現像液を劣化させているに違いないこともわかった。 一番手前の500mlのサントリーのウーロン茶のボトル、薬をしまっておくだけでなく、夏場は水を凍らせておき、現像液の中にボチャンといれて、冷やすのにも便利。 |
|
薬は、タンクに入るだけ準備する。500cc入るなら、480ccぐらい。すくなくとも、リールの肩までタップリ液が
つかるぐらい。ちょっと少なめにしておいて、タンクの中の空気が撹拌の助けになるようにする。実際は、いつもちょうどいい量を
用意するんだけど、タンクにいれるとき焦ってじゃばじゃばこぼしちゃうので、だいたいこれぐらいの量になっちゃってるというのが本当。 こんなことをやってると、現像ムラがでてしまうのだそうだけど、幸運にもムラになったネガは見たことがない。 本当はちゃんと焼き付けをしてないのでムラがでててもわからないだけなのだろうと思っている。液温が一定になるまでのあいだに リールにフィルムを巻きつける作業をしておく。 |
|
処理の時間は、それぞれ液をそそぎ込み始めたところから、液を出して次の液をそそぎ込み終わるまでとするのが一般的だけど、攪拌の激しさなど、マニュアル通りにならない部分があるので、自分の方法、タイミングを決めてそれを繰り返し、カットアンドトライでタイミングをみつける。シビアなのは現像時間で、あとはアバウトでいいようだ。 各々の時間は
|
|
薬は、タンクの蓋についている、ちいさなキャップをはずして出し入れする。どの薬もタンクにいれた直後は、1分間連続シェイクする。
ぼくは5秒に7〜8回のペースで、タンクを逆さにして戻すという方法。結構リズムカル。タンクのなかで液がザブザブいってるのがわかる。 教科書には、現像液をいれたあと、トントンと机に軽くたたきつけてフィルム面に着くかもしれない気泡をとる指示があるが、ぼくはいつも忘れる。 1分の連続攪拌のあとは、25秒おいてから5秒間ガシャガシャやる30秒1セットのパターンを繰り返しながら指定時間まで処理する。シェイクしていないときは、タンクを水に浸けてタンクの中の液温が変化しないようにする。 |
| 定着液をいれてかき回すまで、タンクの蓋は開けちゃいけない。開けるとモクモクと煙がでてきて、おじいさんになってしまう。うそ 定着液を出すときは、もうタンクの大きな蓋をあけてしまっていい。ガバガバ水をいれて洗う。このとき、富士QWを使うと 洗う時間を短くしてもいい。おわったら、重りをつけてつるす。36枚取りで約1.6mある。下げる場所を工夫しないと床にぶっついてしまう。 日陰で風のないところだろうな、常識的には。 下げてから、フィルムの上から、すーっと1回だけこのスポンジでなでて水滴をぬぐう。ごしごしやると、乳剤に傷がつきそうだ。 |
|
定着液をいれてかき回すまで、タンクの蓋は開けちゃいけないのは、おじいさんになってしまうからではなく、まだ現像のプロセスが全部終わっていない途中で、光が入ってしまうと真っ黒になってしまうからだ。一般的にはカブるという。現像液をいれる前に蓋をあけてしまうと、当然ながら、致命的。 僕は現像液を入れようとして、小さい蓋でなくでかい蓋をがばっとあけてしまったことがある。こういうフィルムに限って、良いカットがあったような気がするものだ。 僕のフィルムには、パーフォレーションの陰がきれいにすべての駒にきれいにでてしまった。ほとんど真っ黒だが、もともと写っていたはずの何かの陰も若干みえる。 |