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基本的にフィルムの準備の作業は真っ暗な所か、ダークバッグを使う。ここでは、真っ暗ななかでなにをやってるのかを
紹介しているだけで、実際はみえない。この写真をとるために、ぼくはフィルムを一本だめにしてるのだ。(ついうっかり
期限切れになってしまった「写るんです」をばらして取り出したフィルムだけどね) 基本的に、これ以外の作業は簡単だけど、これはむずかしい。はっきりいって練習しなければできない。ぼくは3日間、1日 10分づつ練習した。練習しなければ確実に失敗する。全工程のなかでここが一番難しい。逆にここをクリアしてしまえば、あとは楽ちん。 ダークバッグを使う前に、巻取りやすいようにベロをハサミで落としておく。 |
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巻き始めさえうまくいってしまえば、あとは結構楽。フィルムの端を抑えてちょっと湾曲させながら左手で1/4周ぐらいずつ
巻きつけていく。引っぱらずに、押し込むような感じで巻きつけるといい、どんな入門書にもでている。これが、極意らしい。 強く巻きつけると、現像が終わったあと、リールに当たっていた所だけ、本来、定着液で洗い流してしまうはずのフィルムの 乳剤が残ってしまう。KodakのTmaxだと、かわいいピンクの筋になってパーフォレーションの外側に残る。 とりあえず、ぼくが死ぬぐらい(最低あと30年は生きるつもりだけど)までだったら、問題は出ないかもしれないが、 末代まで残すつもりなら定着し直さないと駄目だそうだ。何度も現像を繰り返して上手になれば自然ときえるものらしいぐらいに考えている。 |
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ちなみに、今見えている側が、フィルムペース側。光に感光する乳剤は下側になっている。フィルムベース側は
ちょっとさわっても大丈夫。 リールとフィルムがこすれる「シー、シー」という音をチェックするのもポイント。変になっていると「バリバリ」 というやな音がする。 リールの軸と、フィルムのパトローネの軸が水平になるようにリールとパトローネを持つといいようだ。この写真 はパトローネの下のほうが手前にずれている。平行がとれてない。きっと巻いていくうちに「バリバリ」という音が してくる。パトローネを持った右手をちょっと手前に上げて、巻きを1/4周程戻して、もう一度巻きつける。 |
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「シュ、シュ」と快適な音を聞きながら巻くといい。 パトローネからフィルムが出てこなくなったら巻取り終わり。ハサミで、パトローネを落とす。 現像して見るとわかるけど、巻き始めは、結構白いところが多いけど、まきおわりのところは結構ギリギリまで絵が写って いる。できる限りギリギリのところで切ったほうがいいと思う。この写真も結構ヤバそうだが、真っ暗な中でハサミを使う わけだが、チョッキンと耳を(ウサギじゃないって)落とすようなアワテ床屋にはなりたくない。 |
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36枚取りのフィルムだと、巻き終わりが2センチ位リールからはみ出すことがある。シランカオして現像して見たが、とりあえず
問題はなかった。フィルムの巻き始めは、カメラのなかで空送りしてた真っ白の部分がある。
特にぼくのカメラは、撮影途中でついうっかり蓋を開けても、撮影済みのカットはセーフのプリワインド式だからか、36枚取り
のフィルムは36枚以上はとれない。ネガのパーフォレーションのところに出ているカット番号、0番と、00番はどうやってもとれない。
(もったいないといつも思う)。つまり、巻き始めの10cm位はどうせなにも写っていないのだから、一番難しい巻き始めの部分だけちょっと
巻きつけてから、暗室の電気をおとしたり、ダークバッグのなかにいれるとすんげーらく。自分のカメラでこのワザが使えるかどうか
チェックしてから試すこと。一般的に逃げたサカナはでかい。 以上、フィルムの準備ができた。タンクにリールをいれたあと、タンクの蓋をするのを忘れないようにする。真っ暗のなかで蓋が見つからなくて パニックになったことがある。暗くする前に何がどこにあるのか把握してから作業する。 |