素材について
ここで作ろうとしている蛇腹は、カメラの胴体に使える物で、ピントをあわせるために、自由に延び縮みして光がもれない
ような物を想定している。
僕が使った素材だが、東京渋谷の東急ハンズで手に入れた。ちょっと前までは、ここで探せば、たいていの物は手に入る、ただし
定価、だったのだけど、がんばっているようで、結構安く買えたりもするようになってきた。日曜大工するんだったらハンズが
あれば、幸せ。
さて、物は、ビニールシート。じつは、これにはいろいろ困った。モノホンの革は高そうだし、思った通りの加工も難しそう。
そこで、その道の先達に蛇腹を作る素材に何を使えば、と尋ねてみたところ、「ハンズにて、合成皮革ビニールシート
を入手せよ」というお告げをいただいたのだ。どんなものか、イメージできないままハンズに行き、ビニールシートで、
裏にのりがついていて、えーと、とかいっている内に、こちらでしょうか?と目の前に出てきた。
多分手芸用の何かで、箱など、飾りのために、いろいろな物に張り付けられるものだと思う。。レザー調のソファーとか
の補修に使うのかな?いったい何に使う物なのか分からなかったが、ともかく、表側は、ちょっと革みたいな加工がしてあり、見た目も悪くない。90cm角で1000円以内だったと思う。
これを、作図したケント紙に張り付けて、筒を作る。内側はつや消し塗料で塗っておく。
作図する図面だが、上と下、左右の側面は同じパターンとなるので、2種類を2枚づつ作図し、4枚のバラバラの型紙を
作り、山折り谷折りして折癖をつけておく。AパターンとBパターンの継ぎ目の部分には、型紙が抜けているが、ここが、
折シロになる。
蛇腹の理屈(基本形)
まずは基本形。
フイルムホルダーのサイズと、レンズボードをがつく枠が同じサイズなら、ずんどうの蛇腹でいい。4X5より大きな
フォーマットのカメラはこのタイプの物になる。
大雑把に書けば、上の図のような形になる。本当は4面になるが、省略して2面だけ書いてある。四角柱の展開図だ
天井にレンズ、床にフイルムホルダーがつく。
その四角柱にしわ(?)がよると、蛇腹になるのだ。鎖線が山折り、点線が谷折になる。作図も簡単、A部分と、B部分の
二つをつくり、ABABの順に並べればOK。
注目すべき点は、上の図中のW1、W2(右の図では、AとA')は同じ長さになっていること。右の図は、たてに割って横
から見た図黄色が蛇腹本体。