マイクセッティング

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    まずは、ドラムのチューニングから始めるべきなのだけどこれは、難しい。さらに、練習スタジオに置いてある楽器をお借りしているわけだから、素人が勝手なチューニングとかやったらヤバそう。とりあえず、スネアだけは、ベンベンいってる時に限って、高めのチューニングにする。
    基本的に音つくりの為にはミキサーのEQなどは極力いじらないようにして、マイクをどこにセットするかで決める。写真をとる時にズームレンズでよらずに、固定焦点のレンズで、一歩踏み出して撮影するのに似ている。どうしても寄れないない時にレンズを変えるようにイコライズする。なんちって、要するにどうすればいいのかまだわかんないのだ。
    言い訳がましいが、録りのときに、全体の仕上がりをイメージしながら音を作るなんてのは、達人の領域だろう。良いといわれているマイクですなおに録れば、ひどい音にはならないだろう、というのが本音。良い音かどうかはともかく好きな音で(最悪、やな音でなければ)良しとする。
    むしろミックスの時にアンサンブルの中での音を作るように考えた方が良いように思う。

    使うマイクは、トップの2本、スネアには、SM57、キックにはボーカル用のとして有名なSM58を使っている。どちらも練習スタジオにも置いてある安価な定番マイクなので借りれる可能性は高い。

    オフマイク


    オフマイクセッティング。
    写真は、先日手にいれたデジカメ。調子が悪くてぶれてる。分かりにくいので、マイクの位置に赤丸をつけた。ドラムセットの前に立って両手をあげた場所。できればもっと高くしたい。できる限り高い方が良いらしい。楽器から離れたところにマイクを設置する方法をオフマイクという。距離は楽器によってそれぞれ違う。部屋の残響音も一緒に録る。じつは、この音が、ドラマーがたたいている時に聞いている音に一番近いはずだ。 この残響を入れないように録音して、ミックスダウンの時に、楽曲に合った残響をつけるようにするのだけど、この残響が好きだ。この残響をはずして録音してもミックスダウンの時に、わざわざこの残響音を付け加えたりするぐらい好き。狭めの部屋でグワングワン回る感じの響き。
    あとから付け加えるぐらいなら、最初から入れてやれ、というときにこのセッティングを使う。
    さらに、人工的に作られた響きにはやはり限界があり、素敵なモノホンの響きにはいいがたい魅力を感じる。

    オンマイク


    オンマイクセッティング。
    楽器にマイクを近付けて録音する方法をオンマイクという。ドラムの場合、殆どドラムに耳を寄せてたたいてる様な物で、これでは実際にドラマーがたたいている時に聞こえるような音なんか録れるはずはない。
    プロはこの方法で録音しているので、CDなどで聞けるポピュラー音楽は全て(60年代のジャズ以外)この音なのだ。スタジオで自分でドラムをたたいた事ないやつは、本当のドラムの音を知らない。騙されているのだ。(ナンチッテ)
    このセッティングは、ドラムと一緒に演奏される楽器の音がドラムに混じらないようにするためにできる限りでかい音がマイクに入るようにするためのセッティングといえる。また、部屋の響きは殆どとれない。楽器の音だけが入る。また、セッティングミスると、スネアの音しか入らなかったり、複数の太鼓の音のバランスが悪くなってしまい、まん中のタムの音ばかりでかくなってしまったりするので、ちょっとだけ試行錯誤が必要。
    良い場所にセッティングできると、ハイハットや、フロアタムが左右に綺麗に別れてタムをまわすフレーズとか、音が左右に流れて気持ち良い。
    いまのところ、左右のシンバルふちの上、ドラマーよりに20cm、上に20cmグライの場所に設置するのが好きなセッティング。フレーズによってはシンバルと間違えてたたきそうな場所。
    写真は、オフマイクのものより見にくいが、一緒にスネアにセットしたマイクも見える。

    ドラムの録音に関しては、上記2パターンが基本。特にオフマイクは、プロの技法で、僕のようなセッティングではなく、すべての太鼓に数cmとかの距離にマイクを設置し、太鼓一つずつの音色をEQできっちり作ってドラムの音を作っている。写真のセッティングは便宜上オンマイクとしているが、比較的オンマイクな設置というのが本当。
    僕自身どちらのセッティングで行くか、まだ迷っているところがある。プロはオンマイクでやっているらしいという理由で、オンマイクのセッティング、結構掘ったの(dig)だけど、ドラムだけの録音でカブリを心配する必要のない(ラッキーな)状況であえてオンマイクでやる理由があるんだろうか。たしかに、タムが左右にダイナミックに流れるようなフレーズはオンマイクならではなのだけど・・。

    追加のマイク

    素人録音は、基本的には、上記の2本で録るつもりでいくのだけど、実際やってみると、キックの音量ががたりないとか、スネアの音が小さいような気がする。そこでキックとスネアにマイクを追加する。マイクが3本使えるのなら、3本目はキックに、4本なら、さらにスネアにセットする。

    キックのEQ

    楽曲の中で一番たくさん鳴る太鼓はキックだ。だから、この音は大事にしたほうがいい。基本的にEQを使わないのは、キック以外。もしキックにマイクをセットできるのなら、EQで積極的に音を作ったほうが良い。キックと、スネアは、音の美味しい部分がけっこう重なるところにあり、キックとスネアがステレオで録音されている場合には、どちらかの音だけを加工するのは難しい。
    「ドカン」という音の「カ」に当たるアタックの成分は、スネアの響きの中に混じっているようで、後から加工するのは難しい。逆にスネアより下のほうの「ド」の部分だけ持ち上げるのは結構できる。 とにかくキックのアタックは録りの時に気を遣う。
    キックが、「ボーン」と鳴っているときは、MIDを下げて音量を上げる。

    スネアにマイクを使うときは、トップの2本で録るスネアの位置の微妙な修正のつもりでパンを調整する。




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